レモンとは実はミカン科の常緑低木。また、その実。茎・枝にとげが多く、葉は長卵形。
7、8月ごろ、実は長卵形で両端がとがり、黄色に熟す。酸味が強く、ビタミンCに富み、ジュースや料理に用いる。インドの原産で、現在はカリフォルニア南部・シチリア島が主産地。日本には明治所ノ渡来。 栽培地は主に、蜜柑などの柑橘類の栽培地と同じのようだ。潮風に強いため、海岸沿いでの栽培も可能となっている。1本で100個から150個ほどの果実が採れ、種類も豊富である。 ビタミンCを豊富に含んでいるのが特徴である。レモン何個分のビタミンC含有などと単位のように使われる。ちなみに「レモン1個分のビタミンC」とは20mgのことを指している。 レモンの皮にはd-リモネン(Limonene)というテルペン系炭化水素が含まれており、レモンの香りの重要な成分となっている。
レモンというと思い出されるのは国語の時間ですね。国語の時間に習った高村光太郎の智恵子抄 の一節です。思い出すといってもイメージしか残っていなくて、どんな詩かも、はたして詩だったのかも思い出せなかったのですが。調べてみたら確かに「ああ、この詩だ」と思いました。当時は中学生だったのかな、得に感動したとかそういうことは無かったはずなのですが。イメージとして残っていると言うのは凄いことですね。今読むとなんと切ない詩なのだろうとおもいますが、私の場合感動したと言うよりもレモンの描写が印象的だったためにイメージとして鮮烈に焼き付いていたのでしょう。
レモンの別のイメージとしてはレモンの砂糖漬け。子供の頃は果物の砂糖漬けってなんだかおしゃれなかんじだがしていたんですね。若草物語ではたしかエイミーがライムの砂糖漬けを学校に持って行ったのがばれて学校にいかなくなったんでしたよね。食べてみたいと思ったものでしたがライムなんてものは家にはないし、手近にあるレモンで砂糖漬けをしたらおいしかったという、ただそれだけの事なんですが。
ところでレモンの皮をむいたことがありますか?あまり「皮をむく」という感じではないですよね。前の職場である人に「レモンの皮をむくとすごくかわいいよ〜」と聞いたので(その言い方がまたかわいかったですが)試しに剥いてみました。結果、特に予想を裏切らない普通の裸のレモンでした。かわいらしい人は感性もかわいいのかなと若干敗北感を感じました。レモンの皮を剥く時、私はどうしても食べてみたくなってしまいます。これも智恵子抄のイメージのせいでしょうか、それともわたしが食いしん坊だからでしょうか。
レモンは様々な料理やおかしに使います。私がよくつかうのはジャムを作る時ですね。どんなジャムを作る時でもレモンが欠かせないものです。ジャムは砂糖をたくさん入れるので酸味がないと甘ったるいだけのジャムになってしまいます。レモンの酸味が加わる事で甘さも強調され、果物の風味を楽しむ事ができます。また、レモンを使って果実酒を作る事もあります。レモンというのはどんな果実にも合う名傍役なのではないでしょうか?いつかレモンだけのジャムもつくってみたいですね。きっとすっぱくておいしいジャムができると思いますよ。
ところで、レモンに牛乳を混ぜてみた事があるでしょうか?凝固してトロッとしてくるのです。子供のころにやってみたことがあるのですが、ヨーグルトはこういう風にして作るんだと勘違いした事がありました。「ラッシー」という飲物がありますが、これはまさにそれ。牛乳にレモンと砂糖(はちみつ)を加えてまぜた飲物です。ヨーグルトみたいで甘酸っぱくておいしいですよ。どうぞお試し下さい。
レモンというとレモンティーを思い浮かべる人も多いと思いますが、紅茶の本場であるイギリスでは紅茶にレモンを入れる人はほとんどいないそうです。イギリスで紅茶というとミルクティーなのだそうです。なぜレモンではないかというとレモンの香りによって紅茶の香りが消されてしまうから、なのだそうです。あと渋みが出てしまう場合もあるそうで、紅茶好きのイギリス人には敬遠されてしまうのだそうです。レモンティー、しばらく飲んでいませんが、レモンを入れる事で色が明るくなるのが好きだったりします。こんなこともイギリス人にしてみれば邪道ということになるのでしょうね。